20代公立高校教員ブログ

若手教員の考えること。

時間の対価としての給与、ではなくやりがい

昨年、卒業後の進路を一般就職か教員か悩んだ際に、メールで高校の恩師に

「教員のメリットデメリット」について相談したことがあります。

 

そこで挙げられたデメリットは「仕事の時間とお金が見合う職業ではない」ということ。

 

なんとなく、それはそうなんだろうなぁと感じています。

 

他の職業と直接比較はできませんし、誤解があるかもしれませんが、

おそらく残業手当というものはありません。

ただ、就業時間内ではとうてい終わる仕事量でもありません。

勤務時間外でも当然のように係の仕事が回ってきます。

規定では17時までの勤務時間でも、部活動は18時半まであります。

 

これについてのメリットは、

「給与以外にやりがいを見つけられる(見つけるしかない)」ところでしょうか。

好きでやってる人しかできません。

自浄効果なのかなと思っています。

 

そりゃ「お金を稼ぐこと」を最終的な目的としている一般企業には、

教員は途中で就職できません。

そんな考えを持ってたら教員はやってられないからです。

 

たぶんこのことに疑問をもったらキリがないので、ここらへんでやめておきます。

僕は、好きでやってるので大丈夫です。