20代公立高校教員ブログ

若手教員の考えること。

教員になり4か月経っての制度に対する不満

さてさて、この職を始めてもう4カ月が終わりそうです。

なんとなーく不満がぽろぽろ出始めたので書いておきます。

 

1.勤務外時間に対するお給料は入ってこない

このお仕事、残業代は出ません。

6月では残業が月70時間を超えましたが、残業代は0です。

土日も部活で出ますが、時給にすると200円くらいです。

田舎の最低賃金もびっくりです。それと交通費は出ません。

遠くから来ている人は部活に行くだけで赤字なんですね。

もはやボランティアでもありません。

お金を払って、やらせてもらっている状態です。

 

「ふざけんじゃねぇぞ!!もっとお金くれよ!!」

 

と思ってしまいますが、少し考えてみます。

 

「お前そもそもお金以外のものに価値を見出して教員になったんちゃうの?」

 

ええ、そうなんです。

薄給ということもわかってましたし、

結局は営利を追求しなければならない民間を断り、

営利を考えない公務員を選んだのはそういう理由です。

営業ノルマとか考えず、単純に人のために出来ると思ったんです。

 

ただ、やっぱり納得いってません。

上から、「お前らやりがい求めて来たんならお金はいらないんでしょ?

それを知った上で志望するくらいの覚悟がある教員が欲しいだよこっちは。」

とすごく高圧的な態度で思われてる気がしてなりません。

 

もちろん、こういう面が、それでも教員になりたい!という

強い志望を持った人を集める働きをしているとは思います。

 

ただ、それによって優秀な人材が教員を志望しなくなっている、

というのもあるのではないかと。すげぇもったいないです。

 

やっぱりおかしいです。

職員のボランティア精神で成り立っている組織はどう考えてもヤバいでしょう。

僕らは仕事としてやっているんです。

仕事に対してはせめてお金で応じてほしい。

やりがいなんてものは僕らが勝手になんぼでも見つけられます。

 

2.休み少ない

少ないです。

平均すると週休1日以下です。

有給も取れません。

うん…いいの?

生徒のため生徒のためとは言いつつも、そして言われつつも、

教員が体壊したらそもそも生徒のためになりません。

 

 

まとめ

一人あたりの仕事量が多すぎる。

だから休みもなく、勤務外労働も増える。

何かしらの具体策がないと、学校という制度が将来危ないのでは。