生徒に言ってる読書のやり方
こんにちは、Drachenです。
たびたびtwitterでも
本を読む大切さを生徒に伝えたい。高校生の間にも読んで欲しいけど、いつか家庭を持ったとき、親になったときにも何かしら本を読む大人になって欲しいと、教員として強く思う。
— Drachen (@Drachen91) 2016年11月14日
こんなことをつぶやいていますが、
僕は生徒に本を読む人に育ってほしいと思っています。
読書の有用性なんて本でもネットでもアホほど見つかると思うので、
僕が生徒に伝えている、
「おすすめの読書の方法3つ」を今日は書いてみようと思います。
1.とりあえず何か手にとって読んでみる。
まずは何でも良いから何か読んでみること。
幸い今の勤務校では朝読(朝のSHR前に5~10分読書をする活動)を行っており、
これは生徒にも言いやすいです。
あの子たち、読書の時間をとってあげないとなかなか本なんて読みません。
最近の高校生はとっても忙しいので。
また、クラスに学級文庫を作ってそこに僕のお勧めの本を入れていたりするので、
「まぁこれ読んでみな」とおすすめもしやすいです。
こうやって、「本読めよ~読書っていいぞ~」って言い続ける身近な大人になって、
少しずつ、彼らに読書刺激を与えるのって大事だと思ってます。
2.難しかったり飽きたら途中でやめてもいい。
なんか高校生の頃って「これ一冊読み切らないと!!」って思いがちです。
だけど彼らにとってまだまだ難しい本もたくさんあります。
そこで苦痛の中その本を読むよりも、
いったん諦めて新しい本を読み進めた方が楽しいし、たくさん読めます。
これ言ったら、ほぉ~そんなことしていいの~、って顔する生徒結構いました。
もちろん、「難しいけど読み切る!」っていう心意気も大事です。
3.読み終わった本、途中であきらめた本も、また読んでみていい。
途中であきらめた本も、時間を置いたり、
他の本を読んで周辺知識がついた後に読んだらすごく読みやすくなったりもします。
僕も寝かしてる本が何冊もあるので、まだまだ読める本が本棚にあって安心してます。
昔読んだ本を数年経ってまた読んだら、
結構印象が違ったり、新しい感想があったりして、
自分の変化に気付くことが出来たりしますね。
なんかね、読書ってもっと自由にやっていいと思うんです。
僕は大学生のときに気付きました。
でも、それってなかなか、
あまり本を読んできてない彼らには思いつかなかったり、
考えもしなかったりすることだったりしますよね。
なので上記の3つのようなことを繰り返し伝えて、
少しでも「本読むの楽しいじゃーん」って思って卒業してほしいなぁと思ってます。